今回は、実際にあった補助金を使った解体工事の事例をご紹介します!
『相談内容』
相続した空き家が老朽化して歩道や近隣の家に瓦が落ちて迷惑を掛けているので
どうにかしたい!
と、相談がありました。
解体工事に補助金が出る場合がある
倉敷市のHPにこのような補助金制度が載っています。
『倉敷市空家等除却事業費補助金』
老朽化した空家等を放置すると近隣に迷惑をかける恐れがあります。損害が生じた場合は所有者の責任が問われることもあります。そのようなことにならないため、早めの管理をお願いします。適正な管理の推進のため、一定の条件を満たす空家等の除却工事にかかる費用の一部を倉敷市が補助します。
申請期間や倉敷市の予算上限があるので注意が必要です!!
条件とは?
(1)倉敷市内にある空家等であること
(2)空家等対策の推進に関する特別措置法第2条第2項に規定する特定空家等と倉敷市が認定したもの
(同法第22条第2項に基づく勧告を受けたものを除く。)又は法第5条に規定する適切な管理が行われていないため、特定空家等となるおそれがあると市長が認めるもの
※特定空家等…そのまま放置すれば倒壊等著しく保安上危険となるおそれがある状態等にあると認められる空家等
※特定空家等と認定された空家等について、適切な管理が行われていないと認められる場合は、空家等対策の推進に関する特別措置法に基づき助言・指導等を行う可能性があります。
今回のケース
今回のケースでは、相談者が相続した不動産が倉敷市に特定空家の認定を受けれたので
補助金を使い解体工事を行うことができました!
上記の条件以外にも細かい条件等はありますが、老朽化した空き家が近隣に迷惑を掛けている等の
ご相談はよくあります。
空き家の解体工事全般に使える補助金ではないですが、補助金が出るのと全額実費では雲泥の差がありますし売却する場合もボロボロの空き家があるとイメージが良くないので是非活用してください!