有効活用には土地と建物の場合で考える必要があります。
まずは土地について解説していきます。

土地
ただ単に所有しているだけだと、毎年の固定資産税の支払いで所有しているだけで損失が出てしまいますよね。
土地にひと手間加えるだけで、駐車場用地や資材置き場用地にして貸すことが出来ます。
毎月3万円で貸すことが出来れば年間36万円の収入を得ることが出来ます。

建物
空き家を相続した場合、室内状況が良ければ賃貸に出すことで収益を生むようになります。
建物が傷んでいる場合でも、修繕をすることによって賃貸に出すことが出来ます。
毎月7万円で貸すことが出来れば、年間84万円の収益を得る事が出来ます。

収益を得る事は良い事ですが、デメリット存在します。

デメリット
①初期投資費用が必要になる。
土地の場合、荒れている場合やリフォーム出来ない築年数の古い建物がある場合は、整地費用・造成費用・建物解体費用等が必要になります。
建物の場合も同様で、リフォーム費用が必要になります。
その為、自己資金が無い場合は初期費用に回すことが出来ないので、売却という選択肢になります。

②管理が難しい
賃貸にする場合は管理が必要になりますが、遠方だとどうしても管理が難しくなります。収益の手取りが少なくなりますが管理会社に依頼をするといった方法で解決する事は出来ます。

間違いなく「有効活用」が良いと言えます。
理由は、不労所得として収入を見込むことが出来るからです。
現在の日本では、収入を増やすことが難しいとされていますが、「有効活用」をすることで安定して収入を増やすことが出来ます。

ただ、自己資金が準備できない場合は、売却するしかないので何とも言えませんが
自己資金が準備できる場合は、売却より「有効活用」を検討する事をお勧めいたします。