■結論
不動産の相場は「ネットで見える価格」と「実際に売れている価格」がズレやすい。
倉敷市で正確に把握するには 3つの情報源を組み合わせること が必須。
- ポータルサイトの掲載価格
- 国のデータ(成約事例)
- 近隣の売却実績を踏まえたプロ査定
この3つを混ぜて初めて“現実的な売れる価格”が見えてくる。
①ポータルサイトで「売り出し価格」を見る
まず誰でもできるのが、SUUMO・アットホームなどの掲載価格チェック。
ただし、ここで注意したいのは 「売り出し価格=売れる価格」ではない という点。
●勘違いポイント
- 売り出し価格は“希望価格”であり、実際はここから下がることが多い
- 長期間売れていない物件は、相場より高く設定されている可能性がある
- リフォーム済み/未リフォームで価格差が大きい
掲載価格は「市場の雰囲気」をつかむ材料として使うのが正解。
②国のデータで「成約価格」を見る
次に確認したいのが、実際に売れた価格。
国土交通省の「不動産取引価格情報検索」で、倉敷市の成約事例が確認できる。
●ここで分かること
- 実際に売れた価格(成約価格)
- 土地・戸建・マンションの種別
- 面積・築年数・最寄り駅などの条件
●勘違いポイント
- データは数か月〜半年遅れで反映される
- 近隣でも条件が違えば価格は大きく変わる
- リフォーム状況は反映されない
「過去の実績」として参考にしつつ、現在の市況と合わせて判断する必要がある。
③プロ査定で「今の市場価格」を知る
最後に、倉敷市の売却実績がある不動産会社に査定を依頼する。
ここで初めて “今の市場で売れる価格” が分かる。
●査定で分かること
- 近隣の最新成約事例
- 今の買い手の動き(需要)
- 売り出し価格と成約価格の差
- 売却にかかる期間の目安
●勘違いポイント
- 査定額が高い会社=良い会社ではない
- 高額査定は「専任を取りたいだけ」のケースもある
- 査定額はあくまで“予測値”であり保証ではない
複数社に依頼し、説明の根拠が明確な会社を選ぶのが安全。
■相場を判断するときの“落とし穴”
●①「近所が〇〇万円で売れたから、うちも同じ」は危険
土地形状・日当たり・接道・築年数・リフォーム状況で大きく変わる。
●②「査定額が高い=高く売れる」ではない
売り出し価格を高く設定しすぎると、結果的に値下げが続き、
最終的に相場より安くなることも珍しくない。
●③「相場は1つ」ではない
売り出し価格・成約価格・査定価格はそれぞれ役割が違う。
複数の数字を見て“幅”で捉えるのが正しい。
まとめ:相場は「3つの数字」を重ねて判断する
倉敷市で売却を考えるなら、
①掲載価格 ②成約価格 ③査定価格
この3つをセットで見ることで、初めて現実的な売却戦略が立てられる。
相場を正しく理解できれば、「高すぎて売れない」「安く売りすぎた」という失敗を避けられる。